本日2023年10月10日、Blizzard Entertainmentは公式フォーラムにて『Overwatch 2(オーバーウォッチ 2 )』シーズン7「ライズ・オブ・ダークネス」開幕時のパッチノート(英語)を公開。
シーズン7ではヒーローのバランス調整や新マップ実装に加え、「アンランク」に対し大幅なアップデートが行われるようだ。
OW2 一般的なアップデート
新システム「グループ・リスポーン」
- 互いに5秒以内にデスしたヒーローが同時にリスポーンするように変更
- それに伴い、一部プレイヤーのリスポーン待機時間が標準の10秒から前後する場合が発生する
- 他のデスから5秒以上経過している場合は、これまで通り10秒以内にリスポーンする
- この変更は、ライバル・プレイには適用されない
オーバーウォッチでは基本的にチームで動く戦術が強力であり、そのチームプレイの楽しさこそが大きな魅力であるが「うまくリグループできず、集団戦が成立しない試合」の経験は、誰しも一度はあるだろう。今回のアップデートではそういった事態を防ぐべく、強制的にデス後のグループアップを促すシステムが導入される。
通常時であれば、システム導入以前であっても近いタイミングでデスしたプレイヤーがいれば、リスポーンを待って戦いに向かうことが多い。そのため、状況によっては早くリスポーンできたり、セオリーを知らない新規プレイヤーとも簡単にリグループできるこのシステムの恩恵は大きいだろう。
しかし、場合によってはリスポーンが少し遅くなることもあるようで、チェックポイント直前やオーバータイム中など単独であっても目的地に向かうことが重要な場面でどのように影響してくるのかは未知数。
それを考慮してか、このグループ・リスポーンシステムは「シーズン7:ライズ・オブ・ダークネス」開幕時点では、ライバル・プレイに限り適用されない。しかし、今後のフィードバック次第では変更を加えつつ、ライバル・プレイへの適用も検討するとのこと。
アンランクの途中抜けペナルティ変更
これまでアンランクゲームモードでは、試合の途中抜けが一定回数を超えた場合「一定期間のバトルパスXPの獲得量-75%」のペナルティが適用されていた。
しかし、このペナルティは「プレイする時間を十分に確保できるプレイヤー」や「バトルパスに関心がないプレイヤー」に対して有効ではなかったためシーズン7以降は、このペナルティシステムが撤廃される。
その代わりにシーズン7では、新たなペナルティシステムが導入される。システムの詳細も公開されており、直近20試合で一定回数以上の途中抜けを行った場合「一定時間のインキュー禁止」ペナルティが科される。
- ペナルティが科される途中抜け回数(閾値)とペナルティーの内容
- 直近20試合の途中抜け回数が4回に到達(第1段階):「10分間のインキュー禁止」適用
- 直近20試合の途中抜け回数が6回に到達(第2段階):「30分間のインキュー禁止」適用
もちろんこのペナルティは、直近20試合の途中抜け回数が閾値を超えた状態である限り、途中抜けをするたびに適用される。逆に閾値を超えた状態であってもマッチを完了した場合は、ペナルティが再度適用されることはない。
例:直近4試合を連続で途中抜けを行い、初の「10分間のインキュー禁止」を受けた場合以後16試合の中で途中抜けを行うと、その都度ペナルティが発生(うち2回目以降は、第2段階の30分を適用)する。
また、連続マッチXPボーナスの名称変更(「Endurance Bonus」に変更)も行われる。これは、前の試合を途中抜けせずに完了していると付与されるXPボーナスとなっている。
ストーリー任務
- そのミッションのキャンペーン・パックを所有している場合、フレンドがプレイしているストーリー任務を観戦できるようになった。
ヒーロー・マスター
- スコアの更新
- コースを「ゴールド」のボーナス帯でクリアした際に付与されるボーナス・スコアの精度を向上
- 「旧:0.1秒(最近接丸め)」→「新:0.01秒(最近接丸め)」
- 時間とスコアを表示する画面で、上記の時間精度が表示されるようUIを更新
- コースを「ゴールド」のボーナス帯でクリアした際に付与されるボーナス・スコアの精度を向上
- リプレイ
- ヒーロー・マスターでのプレイがリプレイに対応
- リプレイは、ヒーロー・マスターを新記録スコアで完了場合に保存される
- ヒーロー・マスターのリプレイでは、ユーザーUI上に「スコア」「時間」「その他の情報」が表示される
- ヒーロー・マスターでのプレイがリプレイに対応
プログレッション
- 「ショーケース」での「プレイ時間」と「勝利」のサブバッジの表示優先度を低下
- ソンブラのサブバッジ セットに「“ウイルス”キル」 を追加
チャレンジ
- ヒーロー・チャレンジで、ソジョーン/ジャンカー・クイーン/キリコをアンロックするために必要な勝利数を減少
- イラリーをヒーロー・チャレンジでアンロック可能に
ヒーローのアップデート
「シーズン7:ライズ・オブ・ダークネス」開幕時には、ソンブラのリワークを含め10名のヒーローのバランス調整が実施される。ヒーローのアップデートについては、こちらの記事を確認していただきたい。
また、直接バトルバランスに影響するものではないが、多くのヒーローにQOLを向上させる目的でのオプション追加が行われる。追加される主なオプションは、2023年5月10日に一部ヒーローを対象に追加されたものと同じ系統で、類似アビリティを持つヒーローにもそれらが追加されている。
マップのアップデート
新規コントロールマップ「SAMOA」
「SAMOA」は、シーズン開幕時点で新マップ恒例の専用の「アーケード」カード、「クイック・プレイ」やその他のアンランク・モードでプレイ可能。ライバル・プレイへの実装時期は、シーズン後半以降に計画されている。
「Route 66」のバランス調整
- 攻撃側が有利になる調整
- 遮蔽物を追加し、初期スポーンからより安全に脱出できるよう調整
- 最初のチェックポイント通過後、チェックポイントにある2つのドアのうち1つだけが閉まるよう変更
- 防衛側が有利になる調整
- 最終チェックポイント付近の遮蔽物(コンテナ)を一部撤去
マップのライティング(SEASON 7)
- プッシュ
- New Queen Street – Morning
- Colosseo – Evening
- Esperança – Morning
- ハイブリッド
- Blizzard World – Night
- Eichenwalde – Morning
- Hollywood – Morning
- King’s Row – Night
- Midtown - Night (New)
- Numbani – Morning
- Paraíso - Evening
- エスコート
- Dorado – Evening
- Havana – Morning
- Watchpoint: Gibraltar – Morning
- Junkertown – Morning
- Circuit royal – Morning
- Rialto – Evening
- Route 66 - Overcast (New)
- Shambali Monastery – Night
- コントロール
- Antarctic Peninsula – Night
- Busan – Morning
- Ilios – Evening
- Lijiang Tower – Dawn
- Nepal – Morning
- Oasis – Morning
- Samoa – Morning (New Map)
- フラッシュポイント
- New Junk City – Morning
- Suravasa – Morning
これらのアップデート内容に加え、シーズン7「ライズ・オブ・ダークネス」では「ハロウィン・テラー 2023」の開催や不具合の修正が行われる。
Source: Overwatch 2
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コメント
コメント一覧 (12件)
一部のバカはモイラやライフウィーバーを雑魚と決めつけてくるからな
情報のアップデートすらしないから逆にゼニには文句言わないというギャグ
ならやりたいマップとかゲームモード選ばせろや
ランクでやりたくないマップやってんだからアンランクくらい好きなモードでやらせろ