長らく続報が待たれていたマルチプレイ版『The Last of Us(ザ・ラスト・オブ・アス)』でしたが、開発元のノーティドッグが方針転換をしたことをTwitterで発表しました。
マルチプレイヤー版『The Last of Us』には時間が必要
昨年6月にノーティドッグが『The Last of Us』のマルチプレイヤーゲームの開発を発表し、サンフランシスコを舞台にサバイバルが繰り広げられているコンセプトアートを公開していました。 しかし、日本時間5月27日にノーティドッグが突然公式ツイッターを更新。 マルチプレイヤー版『The Last of Us』の開発を続けていく中で時間がもっと必要だと判明し、完全新作のシングルプレイヤーを含む他タイトルとあわせて開発を継続していくと発表しました。
開発規模縮小?
ノーティドッグの声明のあと、BloombergがSONYがノーティドッグにマルチプレイヤー版『The Last of Us』の開発を中断するように命じたと報道。実はノーティドッグの突然の声明は、Bloombergがコメントを求めたことへの返事だったようです。
Bloombergの取材に応じた4名の匿名希望の人物によると、「開発が中止されたわけではないが、多くの開発メンバーが他プロジェクトに移籍した」とのことです。
Bungieがマルチ版ラスアスを疑問視?
報道によると、SONYが昨年買収したBungieにマルチプレイヤー版『The Last of Us』を評価してもらったところ、「長期間プレイヤーを留めておけるほどの魅力はない」と結論がくだされたため、SONYが開発規模の縮小を決定したとのことです。
Bungieは『Destiny 2』でのライブサービス型ゲームの運営手腕を高く評価され、昨年SONYが約4,124億円で買収しました。 『Destiny 2』は今週からシーズン21「深淵のシーズン」を開始しており、同時接続数は連日130万人を突破し、Steamでは本日もっともプレイされたゲームランキングで3位に位置しています。
そんなBungieがマルチプレイヤー版『The Last of Us』の集客性に疑問を投げかけるとSONYが反応するのも当然なのかもしれません。なおBungieはSF PvP脱出シューターゲーム『Marathon(マラソン)』を発表しています。
関連記事: [速報] SONYが『Destiny 2』開発スタジオのBUNGIEを約4,142億円で買収
Source: Naughty_Dog, Bloomberg
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