NEXTGEAR JG-A5G60 のイマイチなところ
- 3.5インチの記憶媒体は増設が難しい
- 電源ランプがまぶしい
- LEDの調整はできない
3.5インチの記憶媒体は増設が難しい
安価な3.5インチの一般的な内蔵HDDを固定する機構はない。 不可能ではないが、電源横の空いたスペースにテープで止めるような力業となってしまう。テープでの固定は経年劣化に弱く、見栄えも悪いためおすすめしない。
2.5インチの記憶媒体は小型なので背面プレートに固定してSATA接続可能。ただし2.5インチHDDの場合、3.5インチと同容量でも2〜3倍の価格となってしまう。値下がりが続く2.5インチのSSDか、USB接続で外付けHDDを導入しよう。なお、内蔵HDDを外付けに変換するガジェットも2,000円程度で入手できる。
電源ランプが目に刺さる
オリジナルケースの電源ランプがけっこうまぶしい(ド直球)。軽く光る程度かと思いきや、レーザーサイト並の強力なパワーで、部屋の天井に青い円が作られるほど。
ケースファンをLEDカスタムにしなくても、暗い部屋ならPCが起動してるかどうかは一発でわかる。もしどうしても気になる場合は、マスキングテープを貼るなどの対策で光を調整しよう。
ちなみに隣のHDD読み込みランプはホワイトで、ちょうど良い明るさだった。ファンだけでなく電源ランプでも存在感はたっぷりしめせるので、嬉しいゲーマーも多いかもしれない。
LEDファンの調整はできない
ケースファンのカスタマイズによって増設可能なLEDファンだが、RGB制御を行うコネクタは付属していない。つまり、ファンコネクタからファンの動力と同時にLEDの電力も供給するタイプで、ソフトウェアから光源の調整を行うことができない。
PCを光らせたくない派のゲーマーは、LED非搭載モデルを選択するか、カスタマイズ無しで後から好みのファンを導入するといいだろう。
バランスを取るためにいまいちな部分を強引に抜き出してみたが、正直そこまで大きな不満はない。この価格でこのスペックなら、「コスパが良いおすすめゲーミングPC」と断言してしまっても構わないだろう。なお、冒頭の「ゲーミングPC検討勢の友人」には本当におすすめ済みだ。
次ページでは、6種のFPSゲームをテストプレイした感想と、推奨する設定をお届けする。
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