ゲーマー国勢調査2023 結果発表!

ゲーミングPC徹底レビュー:充分遊べて13万円台!コスパとクオリティを両立させたBTOパソコン「NEXTGEAR」はPCデビューにおすすめ

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NEXTGEAR JG-A5G60 で6種のFPSゲームを試す!

NEXTGEAR JG-A5G60で、実際にフルHD(1920x1080)環境で6種のFPSゲームをインストールしてテストしてみた。PCゲーマー御用達のゲームクライアント「Steam」がプリインストールされていたのはありがたい(カスタマイズで選択可能)。

NEXTGEAR PC パソコン パーソナルコンピューター BTO マウスコンピューター ネクストギア 自作 レビュー ゲーミングPC
レビュー機にはMSI製のRTX 4060が搭載。状況により異なる場合アリ

最新のミドルエンドGPU「RTX 4060」であれば、ほとんどのゲームでパワー不足の原因にはならないだろう。Geforceドライバーのバージョンは初期(536.40)のまま、「究極のパフォーマンス」設定でテストを行った。おすすめ設定も参考にしてほしい。

CoD:MW2:「パフォーマンス」がおすすめ

『コールオブデューティ:モダンウォーフェアII(2022)』は、人気のFPSシリーズの最新作で、現代戦をテーマにしたリアリティのある戦闘が体験できる。

本作のPC版にはベンチマーク機能が用意されている。ゲーム内で自動選択される推奨設定2つと、以前記事で紹介したフレームレート最適化を適用した状態の3パターンで、それぞれベンチマークテストを検証すると興味深い結果を得た。

MW2(ベンチマーク:画質)

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ベンチマーク(推奨設定:画質)

推奨設定「画質」では、ほとんど全て「高」設定となる。エフェクトとライティング処理の負荷は強めで、後半の爆破シーンで60fps(フレームレート:1秒あたりの画像表示数)を下回るのを確認した。

美しさよりも勝利を意識するなら、グラフィック設定を下げておこう。

MW2(ベンチマーク:パフォーマンス)

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ベンチマーク(推奨設定:パフォーマンス)

推奨設定「パフォーマンス」では、シャドウやエフェクトなど負荷のかかる処理は「ノーマル〜低」に設定される。後半の爆破シーンではfps低下が大幅に緩和されていた。

基本はこのグラフィック設定から、自分好みに調整した方が良さそうだ。

MW2(ベンチマーク:最適化)

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ベンチマーク(最適化)

今回のベンチマーク結果の中でも特に注目したいのが、過去に紹介したフレームレートを最適化する設定の効果があまり感じられないことだ。

上記の最適化で検証していたPCはRyzen 9 5900X(12コア)CPU搭載で、NEXTGEAR JG-A5G60のCPUよりよりコア数が倍の上位モデルだった。パフォーマンス設定より約40fps向上しているため今回も期待していたのだが、結果は10fpsの改善にとどまった。

おそらく、グラフィック面の負荷を極限まで減らすと、fpsに影響するのはGPUよりもCPUの性能差になるためだと考えられる。より上位のCPUで検証すればfpsの向上幅は大きくなるはずだ。

それでもNEXTGEAR JG-A5G60は、CoD最新作で平均120fpsに到達可能という驚異的な性能を持っている。グラフィック設定を低下させたとしても、アニメーションのクオリティは変わらず最高なのが素晴らしい。

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大人数対戦モード:グラウンドウォー

通常の6v6マルチプレイはベンチマーク通りのfpsを出すことができるが、大人数対戦モードの「グラウンドウォー」と「インベージョン」ではグラフィック設定を全て「低」に下げても60fps前後の場面が多かった。広大なフィールドとプレイヤーの位置情報を送受信して処理するCPUのボトルネックが原因と思われる。

逆にGPU側に余裕があるとも言えるため、グラフィック設定を少し上げてもfpsの影響は少なかった。快適!とまで言い切れないが問題なくプレイできるレベルだ。

CoD:WARZONE:「パフォーマンス」がおすすめ

『CoD: ウォーゾーン』は『CoD:MWII』のスピンオフ作品で、最大150人によるバトルロイヤルを無料でプレイ可能。テストは、収録されているマップの中で最も広大な「アルマズラ」で行った。

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アルマズラ:バトルロイヤル

『CoD:MW2』の大人数対戦モードと同じく、60fps前後の場面が多かった。それでもfpsで戦闘が不利に感じることはなかった。

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3位まで攻めれた

初試合でも無事に3位!立ち回りを意識すれば優勝も充分に狙えそうだ。

APEX LEGENDS:「最高」でも余裕

エーペックスレジェンズ』は、未来的な世界を舞台にした無料バトルロイヤルで、各キャラクターの固有能力を活かしたチームワークが重要なFPS。雪山と溶岩が入り混じる幻想的なマップ「ワールズエッジ」のトリオをプレイしてみた。

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ワールズエッジ:トリオ

グラフィック設定を全て「極(最高)」にしてもfpsは非常に高く、戦闘中も100fps以上をキープした。非常に快適だ。

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負荷の重い降下中でも60fps以上

設定を下げればfpsはさらに増加して安定性が増す。144Hzの高リフレッシュレート対応のモニターを導入していれば十分に活かすことができるだろう。チャンピオンを目指せ!

オーバーウォッチ2:「最高」でも余裕

オーバーウォッチ2』は、各キャラクターに固有の能力や役割があり、6対6の様々なモードで対戦する無料FPS。今シーズンに追加されたばかりのPvEモード「ヒーロー任務」とPvPモード「クイックプレイ」に挑戦した。

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ヒーロー任務:レジスタンス

PvE「ヒーロー任務」はグラフィック設定を全て「最高」にしても、ほとんどの場面で100fps以上をキープした。負荷の重いエフェクトは少なく、『APEX』よりもfpsが高い印象だった。

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クイックプレイ:NEPAL

PvP対戦ではストーリー任務よりもfpsが出ていた。これは動的なオブジェクト数やマップの広さが違うためだと思われる。グラフィック設定を下げるとフレームレートの最低値も『APEX』より高めなので、非常に快適にプレイできた。POTGは俺の物だ!

Escape From Tarkov:「低」がおすすめ

『エスケープフロムタルコフ』は、架空の紛争地帯タルコフを舞台にしたゲームで、プレイヤーはPMCとして街から脱出するために戦うが、デスすると持ち物を全て失ってしまう。今回テストした中では最も高いPCスペックが必要なFPSとなる。

ショッピングモールマップの「Interchange」と大都市マップ「Street of Tarkov」に出撃してみた。

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レイド:Interchange

「Interchange」ではどのエリアでも、探索から戦闘まで終始問題なくプレイできた。画面上に多くのオブジェクトが映るような負荷が重い場面でも60fps前後をキープ。

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レイド:Street of Tarkov

次は極めて重いマップの「Street of Tarkov」でテスト。30fpsを下回る場面がしばしば発生したが、筆者の普段使い用PCでも60fpsがキープできないほど激重マップなので、他プレイヤーとのフレームレート差をあまり気にしない方がいい。

とりあえず遊ぶことは可能だが、スピードを活かした大胆な行動は難しいだろう。慎重に探索するべし。

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グラフィック品質「低」必須

注意してほしいのは、どちらのマップでもグラフィック品質を「低」にして「Automatic RAM Cleaner」にチェックを入れないと、メモリとGPUメモリの両方が上限に達してしまうこと。

メモリ不足が発生するとプレイに支障をきたすほどカクついた描写になってしまい、まともに遊ぶことができなくなる。テクスチャ解像度を下げて安定性を優先し、ゲーム側の最適化を待とう。

Atomic Heart:「最高」でも余裕

アトミックハート』は、1955年の架空のソビエト連邦を舞台にしたゲームで、レトロな雰囲気とサイバーパンクな要素が混ざった独特な世界観が魅力のFPSだ。今回紹介する中では唯一のシングルプレイ専用FPSとなる。

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最高グラフィック設定でプレイ可能

ド派手なモデリングとグラフィックの多い本作だが、なんとグラフィック設定「アトミック(最高)」で問題なく遊べた!プレイ中は60〜90fpsで変動していた様子だ。

マルチプレイと異なり、プレイヤー情報を送受信しない分、CPU負荷が少ないのかもしれない。このままストーリーの最後までプレイできそうだ。

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RTX40限定の「DLSSフレーム生成」機能

さらに本作はRTX40だけの特権「AIフレーム生成」に対応している。有効にすると、無効時と比べて全体的に約30fps向上した。必ず有効にした方がいいだろう。ただし、ゲーム中はメモリ使用率が80%超えだったので、あまり他のアプリを同時起動しないようにしたい。

Discordで通話・画面共有OK

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ゲーム通話は「Discord」

NEXTGEAR JG-A5G60にゲームVCアプリ「Discord」をインストールしてみた。フレンドと通話しながらゲームをしたり、画面共有の配信や視聴を行いながらでも、ゲーム動作が不安定になるようなことは発生しなかった。友達とゲームをワイワイ楽しもう。

配信しながらのゲームも可能!

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無料で使える配信アプリ「OBS」

NEXTGEAR JG-A5G60に配信アプリ「OBS」をインストールしてテスト。録画・配信を行いながらのゲームプレイは可能だった。さらに最大18000 Kbpsによる1440p配信をしながら巻き戻し録画のリプレイバッファを同時に起動してみたが、ゲーム動作は安定していた。

フレームレートの影響は大体5〜10fps低下する程度。GPUがCPUの代わりにエンコード処理を肩代わりする「ハードウェアアクセラレーター」は改めて革新的な技術だと感じた。

ただしCPU単体で配信するソフトウェアエンコードや、WEBカメラを映しながらの配信は負荷が重く、マルチタスクは得意ではなかった。あくまでもGPUを活用したゲーム画面単体の録画・配信に留めておきたい。

もし1PCでVtuber配信をしたい方や、配信画面上にオブジェクトを複数配置したい方は、CPUがワンランク上のモデルで行うと安定するはずだ。

以上が、「NEXTGEAR JG-A5G60」のじっくりレビューとなる。

まとめ:ゲーミングPCデビューに最適

「NEXTGEAR JG-A5G60」はミドルエンド級のゲーミングPCクラスで高いコスパを誇り、手厚いサポートもついてくる。拡張性が高く、長期間活用する状況が想定されているため、今はコストを抑えたいゲーマーにもつつ、将来的にパワーが必要になっても簡単にアップグレードできる安心設計だ。

レビュー総括は最初に書いているので、改めてご覧いただきたい。

なお、NEXTGEARは将来ノートPCへの展開も予定している。出張先でゲーム収録&動画編集できるノートPCの購入を検討していたので、どんな仕様で登場するか楽しみだ。


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