現地時間2023年7月19日、Activision Blizzardは2023年第2四半期決算報告(英語)を行いました。同決算報告にはActivision Blizzard全体の内容が記載されていますが、本記事ではBlizzard部門の『Overwatch 2(オーバーウォッチ2 )』に関する内容を取り上げ紹介しています。
同タイトルの競技シーンである「オーバーウォッチリーグ」の内容については、こちらの記事をご確認ください。
エンゲージメントと課金収益の減少
Activision Blizzardは、2023年第2四半期決算報告で、オーバーウォッチ2の「エンゲージメント」と「プレイヤーによる課金収益」の減少を発表しました。
第1四半期決算報告では、Blizzardタイトル全体の月間アクティブプレイヤー減少について言及されていましたが、『オーバーウォッチ2』がタイトル名指しでのエンゲージメント低下を発表されたのは初となります。
『オーバーウォッチ2』がリリースされた2022年第4四半期、同社のエンゲージメントは爆発的な伸びを記録。そこから約8か月が経過したことで、定着しなかったプレイヤーが徐々に離れていっただけという見方もできますが、ヒーロー任務(PvE)開発中止発表の影響も少なからずありそうです。
「オーバーウォッチ2:インベージョン(S6)」で巻き返しを狙う
しかし、2023年第2四半期決算報告では、8月11日リリース予定の新シーズン「オーバーウォッチ2:インベージョン」での巻き返しを狙うといった旨が記載されています。
「オーバーウォッチ2:インベージョン」は、過去最大規模の大型アップデートになる事が予告されており、待望のPvEモード「ストーリー任務」も実装されます。
- 現在発表されているインベージョンでの新要素
Steam版OW2でもブースト?
加えて、BlizzardタイトルのSteam版リリースも同日発表されています。その第1弾となるSteam版オーバーウォッチ2のリリース日は「オーバーウォッチ2:インベージョン」のリリース日と同じ8月11日。
健全なゲーム環境の整備とポジティブな体験の促進を目的とした取り組みである「ディフェンス・マトリックス」構想に基づき、Battle.netアカウントとの連携は必須となっていますが、他タイトルプレイヤーの目に付く機会が増え、門戸を広げることでプレイヤー数の増加に期待できます。
- タイトル:Overwatch 2(オーバーウォッチ2 )
- 発売日:2022年10月5日
- 対象機種:PC / Xbox Series X|S, Xbox One / PS5, PS4 / Nintendo Switch
Source: Activision Blizzard
TESTをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。
コメント
コメント一覧 (2件)
OW2のゲーム部分自体は不満は都度湧くけど基本は楽しく遊べる。
けど期間限定が多く締め付けがキツいスキン購入とか、積まなきゃいけないEXPが多すぎて買っても最後までモチベーションが続かないバトルパスとかもあって、お金を落とす頻度・金額はトレジャーボックス(ガチャ)があった頃の無印よりも更に減ったかな…。
やっぱこのタイミングでSteam版だしたのはPVE売るにはSteamのほうがいいからか
ただPVEっていろんなゲームあるけどSteamだとレフト4デッドみたいに安く買えMODに対応した作品あるしワールドウォーZもあるわけでその層が満足するボリューム、ゲーム性があるとは思えんから売れんかもな
カジュアル層が楽しめるモードないのが痛いわなOWは