けんき氏監修の無料FPSゲーム『Project F(プロジェクトF)』が、2023年8月3日に早期アクセスゲームとしてSteamにてローンチされた。
そこで、そもそもの開発経緯からローンチの反応や目指すゴールなど、このインディーズゲームプロジェクトの今と今後をけんき氏にじっくりと伺った(以下敬称略)。
最初はゲームに関するライトな話題だが、徐々にキャラモデルやグラフィック問題の真相、運営や資金問題への回答、デベロッパーやNFT、今後の新要素、スマホ版構想などディープで興味深い話となっているので、ぜひ全文をご覧いただきたい。
『プロジェクトF』けんき氏ロングインタビュー
「想定よりもヤバかった」
EAA!!:まずはローンチおめでとうございます!
けんき:ありがとうございます!
EAA!!:改めて『プロジェクトF』の特徴を教えてください。
けんき:『プロジェクトF』は5対5の爆破ゲームで、自動生成マップが一番の特徴になります。ゲームの試合ごとにマップの自動生成がされていて、タクティカルFPSの面白い部分をライトに体験できるのが魅力です。
EAA!!:ローンチの反響はどうですか?
けんき: 想定よりもヤバいですね。僕的には失敗かなって感じです。開発メンバーとも話していますが、問題はパフォーマンスとバグです。リリース時の最もプレイヤー数が多い時にバグが多かったので、そこはかなりマズいなと思っています。
一回失敗しちゃったんですが、もう一度バズらせるタイミングに向けて改善中です。
EAA!!:バグ修正は簡単ではないですよね。
けんき:そうですね。ただ、致命的だったバグが(ローンチ後の)3日である程度改善されてるんですよ。「3日でできるならローンチから...」とは思いましたが(笑) ただ実際はリリースしないと分からないところもたくさんあるし、そもそも3Dゲームの開発経験自体がないメンバーばかりなので。
EAA!!:3Dが初めて?! 初めての挑戦でこれなら充分に感じます。
けんき:そうですね。でも、もっとできたかなと反省しています。
「ゲームを作るのが夢だった」
EAA!!:『プロジェクトF』開発の経緯や動機はなんでしょう? 多数のFPSゲームがあるなかで、それでも作ろうと思った理由は?
けんき:まず最大の動機は、単純に「ゲームを作るのが僕の夢だった」ことです。なぜこのようなゲームデザインになったのかというと、やっぱり『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』の影響です。僕が一番長くやってきたし、今でも楽しいゲームですね。
『シージ』が大好きだからこそ、改善したいと思うところが結構あった。だったら、「自分でゲームを作る夢を実現してみたい」なと。「視聴者と楽しめる、一番面白いゲームできるんじゃないかな」と思いました。
EAA!!:なるほど。「配信向き」なゲームも意識しているんですか?
けんき:友達と遊ぶためにゲームを作ったってというところはあります。ただ、単純に「自分が作りたいゲームを作りたかった」というのが一番の理由です。
EAA!!:開発者側が教える「勝利のコツ」は?
けんき:高ランク帯で採用率がほぼ100%のキャラクターが、ルートとドローンキャラのギーデです。この2人はかなり重要な能力を持っていて、実際この2人を活かすと勝てます。
また、『プロジェクトF』はマップ把握がすごく重要です。仮説でいいので、設置までの道筋を理論的・戦術的に攻めると勝ちやすくなっています。
TESTをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。
コメント
コメント一覧 (32件)
そういやこれどうなったんだろうか?
行動力は凄いと思うけど、それはそれとしてゲーマーはゲーム内容で評価するので
つまらなかったら批判されるのは当然なんだよね
そもそもインディーゲーム開発者はみんな頑張ってるよ、わざわざ言わないだけで
どれとどれの話だよ言葉が足りてねえぞ